エアコンのドレンパンってご存知ですか?
当店では、通常のエアコンクリーニングのオプションとして、ドレンパンを分解して、
洗浄するメニューを作成しています。
ほとんどのエアコンクリーニング業者さんでは外さないで、つけたままの状態でクリーニングされているのが現状です。
まずは、ドレンパンを分解した所の写真をご覧下さい。
次の写真がドレンパンです。
黒く見えているのが、すべてカビです。
夏、冷房時のエアコンは熱交換器から水分が発生しますが、その水を受け止めているのがドレンパンです。
ドレンパンに溜まった水は、ドレンホースを通じて外に排出されます。
エアコンを作動させると、ベランダなどに水が流れている所をご覧になられた事があると思いますが、
それはドレンパンから流れて来た水なのです。
次にどの部分にドレンパンがあるのかを紹介します。
まずは、ドレンパンを外す前の写真です。
↑この写真はエアコンのカバーなどを外した所です。
一般的なエアコンクリーニングは、この状態でエアコンクリーニングする為のカバーを取付けて洗浄を開始します。
当店では更に分解していきます。
斜めになっている部分がドレンパンです。理解して頂き易くする為にこの写真を撮影しました。
いただき
これでドレンパンをきっちりと外しました。
またその後、右端にある基板も外して、この状態で洗浄をスタート出来る準備が整いました。
下からエアコン内部を見上げた所に画像になります。
この状態だと、内部のクロスファンが大きく開いて洗浄し易くなります。
当店ではこの状態でエアコンクリーニングを開始します。
奥まで見えるので、しっかりと洗浄することが出来ます。
ドレンパンを分解して洗う事で可能になること
ドレンパンを分解すると、洗える部分が増えます。
まずは、ドレンパン。
通常ですと、熱交換器などに隠れて、汚れているかどうかわかりません。
絶対に、外して洗浄したほうがきれいになります。
それに、ファンが良く見えるので、きれいに洗えます。
次に排水を全て室内に設置したバケツで受ける事が出来ます。
今までのエアコンクリーニングでは、排水はドレンホースを通って、外のベランダや外に
流れて出ていました。
しかし、ドレンパンを外すことで、すべてエアコンクリーニングで設置したバケツに受ける事が出来るので、
外を汚すことが無くなります。
そして、ドレンホースを洗浄する事が可能になる。
ドレンパンとドレンホースを外すので、ドレンホースの中を高圧洗浄ポンプを使用してクリーニングすることが
可能になります。
長年に渡り、エアコンを使用していると、ドレンホースの中に排水と一緒にヘドロが溜まって、
水の流れがさえぎられ、水が逆流する、ということもあります。
ドレンパンを分解する事で更にエアコンをきれいにすることが出来ます。
但し、ドレンパンを分解してエアコンクリーニングしたからと言って、エアコンのすべての汚れやカビを
完全に取れる訳ではありません。残念ですが。。。
ですが、エアコンの汚れを完全に取り去るクリーニングを当店では別のメニューで行っております。
詳しくは.
エアコンクリーニング完全分解のページをご覧ください