エアコンにカビが発生してしまう本当の理由をエアコンクリーニング職人が解説
エアコンにカビが発生すると危険。
梅雨の季節になると連日テレビやニュースなどでそう取り上げられることが近年、非常に増えています。
皆様もエアコンの付け始めてに嫌な臭いがする経験があるのではないでしょうか?
では、なぜエアコン内にカビが発生してしまうのかを、
エアコンクリーニング真剣に15年以上行って来た筆者がしっかりと解説していきたいと思います。
まず、お家の中でカビが発生しやすい場所はほぼ決まっています。
まず考えられるのは最も湿気の多いお風呂です。
お風呂の天井や壁やコーキングなどにカビは多く発生します。
次に思い浮かぶのは
冬の結露した窓ガラスやサッシの枠、カーテンなど が思い浮かびます。
この二か所に共通しているのは
水分です。
水分こそがカビの発生する為に最も必要な条件なのです。
水分とカビが混じり合う事によってカビは急激に繁殖する事が可能になるのです。
では今回のテーマであるエアコンはどうでしょうか?
冷房で使用するエアコンは実は内部で水分が発生しているのはご存じでしょうか?
外に出ているドレンホースを良く見ると水分が排出されていることが判ります。
これはエアコン、そもそもが気化熱という性質を利用して造られているので、
どうしても水分が発生するのです。
丁度、コップに沢山の氷を入れて水を注ぐとガラスの外側に沢山の水分が発生してしまいますが、
内外の温度差が気化熱となって水分が外側に付着してしまうのです。
そうしてエアコン内の熱交換器やファンなどに至る所に水分が発生すると
空気中に含まれるカビが水分と結合して、カビが増殖、どんどん拡大し、
やがては真っ黒いカビの塊になるのです。
ここで大切なのが、エアコン内にいくら水分が発生しても、
空気中に一切カビの胞子が存在しなければ、カビは発生しないのです。
なので、エアコン内に水分が発生すると必ずしもカビが発生するとは限らないという事です。
エアコンの設置する状況や使い方環境によって、カビの発生の仕方は様々です。
↓ファンに付いたカビの写真

ファンから飛び散ったカビの塊、当然お部屋の中にも…
ファンに発生したカビは、回転する度に遠心力でカビが飛び散ります。
ファンの周辺に飛び散った写真

カビが大量に発生しているのは、水分のたまりやすい内側部分
ファンの周辺に飛び散った黒いカビはすべてファンから飛んで来た物です。
風と一緒にお部屋の中に飛び散る事になります。
空気中にカビが漂って、生活されている方の体内にもカビが入り込み
カビが人体に悪影響を及ぼす可能性も十分にあります。
その為、当社では、エアコンのカビを洗浄する為、
エアコンを壁から取り外して
完全分解で根こそぎ洗浄しています。
これまで、何度もエアコンクリーニングを依頼してみたけれど、
すっきりと臭いが取れきれないで困って居られる方などは
是非、一度エアコン完全分解クリーニングをご検討いただいてはいかがでしょうか?
筆者:愛生クリーンサービス 木村 勉
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